「30代前半・4人家族で資産7,000万円」と聞くと、
- 高収入の仕事をしている
- 投資で大きく儲けた
- 徹底的な節約生活をしている
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
実際のところ、私たち夫婦は特別なことをしてきたわけではありません。

むしろ、とっても地味です。
もちろん投資もしていますが、一発逆転を狙ったわけではなく、家計を整えて、生活水準をコントロールしながら、淡々と資産形成を続けてきました。
2020年11月に家計簿を始め、2021年1月から「1ヶ月定額生活」をスタート。
そして、夫は2019年4月、私は2021年3月から投資を始めました。
その結果、2025年12月で夫婦の総資産は7,000万円に到達しました。
この記事では、30代前半・4人家族が7,000万円になるまでに実際にやってきたことをまとめます。

特別な才能はいりません!
「これなら自分にもできそう」と思えるものがあれば、ぜひ取り入れてみてください
30代前半で7,000万円になるまでにやったこと
私たちが特に大切にしてきたのは、次の3つです。
- 家計簿でお金の流れを把握する
- 投資を早く始めて、長く続ける
- 資産が増えても生活水準を上げない
その他にも、固定費の見直しや特別費の準備、ポイ活、断捨離など、家計を整えるためにいろいろなことをしてきました。
ここからは、実際にやってきたことを順番に紹介します。
① 家計簿を始めて、お金の流れを見える化した

私たちが家計簿を始めたのは、2020年11月。
それまでは、なんとなくお金を使って、なんとなく貯金している状態でした。
でも、家計簿をつけ始めると、

思っていたよりお金を使っている
ということに気づきました。
やっぱり、数字にしてみないと分からないんですよね。
そこで、家計簿を見ながら「これは本当に必要な支出なのか?」と考えるようになりました。

家計簿は家計管理の基礎ですね!
職場のランチ代を見直した
例えば、職場の人と一緒に行くランチ。
付き合いもあるので、毎回断るのは難しい。
でも、毎日のように外食していると、思っている以上にお金がかかります。
そこで、ランチに行く回数を減らし、自炊を取り入れるようになりました。
「全部やめる」のではなく、「回数を減らす」という方法なら、無理なく続けられます。
水筒を持っていくようになった
もう一つは、職場に水筒を持っていくこと。
以前は、まとめ買いしたペットボトルを持参したり、自動販売機などでペットボトルを買うこともありました。
そこで水筒を購入し、飲み物を持参するように。
1回あたりの金額は小さくても、毎日のことになると積み重なります。
光熱費も意識するようになった
家計簿を始めてからは、光熱費についても「毎月いくらかかっているのか」を意識するようになりました。
電気や水道を無駄に使わないようにするなど、普段の生活の中で少しずつ意識。

特に電気代は、みるみる下がっていきました!
家計簿をつけたことで、「数字」として目の当たりにします。
数字を見ることで、どんどんと意識が変わっていきました。

家計簿はつけるだけでも、効果あり!
② 夫婦共通財布にして、家計を1つにした

結婚後、家計をどう管理するかを話し合った末、私たちは夫婦共通財布を選びました。
実は、私自身、最初はお金の管理に興味なし。
むしろ、稼いだお金を自由に使いたかったので、別財布を提案していました。

元・浪費家です
でも、夫が共通財布をゴリ押し(笑)
結果的に、夫婦のお金を1つにまとめることで、
- 家計全体のお金の流れが分かる
- 貯金や投資に回せる金額が分かる
- 夫婦で資産形成に取り組める
というメリットがありました。
最初の頃は、毎月「マネー会議」をして、家計や今後のお金について話し合っていました。
今振り返ると、夫婦で同じ方向を向いて資産形成できたことは、とても大きかったです。

夫よ、共通財布をゴリ押ししてくれてありがとう!
夫が共通財布を押していた理由は、家計管理のためではありませんでした。
共通財布の方が「離婚率が低い」というデータを見たかららしいです(笑)
でも、そのお陰で我が家は資産形成の道を歩みだすことができました◎
③ 「1ヶ月定額生活」で生活水準を上げなかった

私たちの資産形成において、かなり重要だったのが、
「1ヶ月定額生活」です。

1ヶ月定額生活
=収入に関わらず、決めた予算で生活
2021年1月、夫婦2人で月予算25万円からスタートしました。
当時の内訳は、
| 項目 | 月予算 |
|---|---|
| 固定費 | 12万円 |
| 変動費 | 9万円 |
| 先取り貯金 | 1万円 |
| 特別費積立 | 3万円 |
| 合計 | 25万円 |
という設定でした。
ポイントは、収入が増えても生活費を増やさなかったこと。
私たちは、残業代なしの手取りを基準にして予算を組んでいました。
残業をすれば収入は増えます。
でも、「今月は残業代が多かったから、ちょっと贅沢しよう」とはしませんでした。

毎月、コンスタントに生活するのみ!
なので、我が家では貯蓄率を重要視しておらず、1ヶ月予算比を大事にしてきました。
そして、予算より少なく済んだ分や、収入から生活費を引いて余った分は貯金・投資へ。
「残業代がなくても生活できる」を目指した
もう一つ、この生活スタイルには理由がありました。
将来的に育休を取ることを考えていたからです。
育休に入れば、当然収入は変わります。
そこで、
「残業代がなくても生活できる」
さらに、
「夫の給料だけでも生活できる」
ことを目指していました。

夫の基本給を基準にして予算組み!
そのため、収入が増えたからといって生活費をどんどん増やすことはしませんでした。
この習慣が、結果的に資産形成を加速させました。
資産7,000万円でも、生活は普通です
「資産7,000万円の家庭」と聞くと、
高級車に乗っていたり、高級ブランド品をたくさん持っていたりするイメージがあるかもしれません。
でも、我が家はいたって普通です。
高級ブランド品は、夫からプレゼントしてもらったLOEWEの財布くらい。
車も国産車です。
買えるお金はあるけど、買いませんでした。
一度上げた生活水準を下げるのは、なかなか難しいからです。

資産が減るのが怖くて買えない病にかかっていた部分もあります…(笑)
④ 特別費を準備して、家計を赤字にしないようにした

家計管理をしていて、意外と厄介なのが「毎月の生活費以外の支出」です。
例えば、
- 自動車税
- 固定資産税
- 車検
- 家電の買い替え
- 冠婚葬祭
- 誕生日やクリスマス
- 旅行
など。
こうした支出を「今月の家計」から突然出そうとすると、どうしても赤字になりやすくなります。

家計管理のモチベーションもダウン…
そこで、我が家では毎月一定額を特別費として積み立てています。
これだけで、
今月、自動車税で赤字になった……
家電が壊れて家計が崩れた……
ということがかなり減りました。
家計簿を続けるうえでも、特別費をあらかじめ準備しておくことは重要です。
特別費についてはこちら

⑤ 固定費を見直して、毎月の支出を下げた

家計を改善するとき、私がまずおすすめしたいのが固定費の見直しです。
例えば
- 住居費
- 通信費(スマホ/Wi-Fi)
- 電気代
- 保険料
- サブスク
などです。
固定費は、1度見直すと、その後も継続して支出を抑えられるからです。
例えば、毎月3,000円の固定費を削減できれば、年間では36,000円。

けっこう大きいですよね!
だからこそ、
「毎月数千円しか変わらないから面倒」
と後回しにするのではなく、
「1度の見直しで、その後ずっと変わる」
と考えて、必要なものと不要なものを1つずつ見直すようにしました。
私たちも家計簿を始めたタイミングで、固定費を見直しました。
ただし、何でも安くすればいいとは思っていません。
大切なのは、
「自分たちに本当に必要なサービスを、納得できる金額で利用すること」
だと考えています。
節約のために必要なものまで我慢するのではなく、使っていないサービスや、必要以上にお金をかけているものがないかを定期的に見直す。
こうした小さな改善を積み重ねることが、長期的な資産形成につながったと感じています。
⑥ 投資を早く始めて、毎月の積立を続けた

そして、7,000万円を作るうえで欠かせなかったのが投資です。
夫は結婚前の2019年4月からつみたてNISAをスタート。
私は2021年3月からつみたてNISAを始めました。
最初は、夫婦合わせて毎月12万円ほどの積み立てからスタート。(特定口座での購入も含む)
「もっと早く始めればよかった」と思うことはありますが、それでも早い段階から投資を始められたことは、資産形成においてかなり大きかったです。
最初から投資がうまくいったわけではありません
実は、投資を始めた当初から順調だったわけではありません。
2021年には米国株を中心に個別株も数銘柄購入しました。

投資と言ったら個別株でしょ!と浅い知識で購入してしまいました…
しかし、購入した時期も悪く、しばらく含み損を抱えることに。
そこで、
「私たちは個別株で利益を狙うより、インデックス投資を淡々と続ける方が向いている」
と悟りました(泣)
その後は、インデックス投資を中心としたスタイルへ。

個別株も優待・配当金目的で持っています!
ちなみに、当時かなり安い価格で買っていたNVIDIAもありました。

その当時は株価がさえなくて赤字続きで、売っちゃった…
「あのまま持っていれば……」と思わないこともありません。笑
ただ、今振り返ると、この経験があったからこそ、
「自分たちに合った投資方法を続けることが大切」だと分かりました。
投資については、長く続けることを重視しています。
投資では、元本だけでなく運用で得られた利益もさらに運用に回すことで、時間とともに資産が成長していく「複利」の効果があります。

「複利」が我が家で一番の働き者です!
だからこそ、
「いつ買うか」ではなく、「どれだけ長く市場にい続けられるか・入金力を高められるか」
を意識するようになりました。
自動積立で「投資するか迷う時間」をなくした
投資を続けるうえで、毎月自分で購入するのではなく、積立を仕組み化したことも大きかったです。
自分で購入しようとすると、
「今月は株価が高いからやめておこうかな」
「もう少し下がってから買おうかな」
と迷ってしまいます。
でも、自動積立にしてしまえば、基本的には淡々と続けられます。

共働きで忙しい我が家も買い忘れ無し!
資産形成では、
「自分の意思で頑張り続ける」より、「自動的に続く仕組みを作る」
ことが大切だと感じています。
クレジットカード積み立てを利用するとポイント還元も受けられるので、さらにお得◎
⑦ポイ活・メルカリなどで、小さな支出も整えた

資産形成の主役ではありませんが、ポイ活・メルカリも活用してきました。
ポイ活を利用して、お得に生活した
ポイントサイトなどを利用し、これまでに合計10万ポイントほど獲得。
貯めたポイントは、普段の生活費に充てることで節約に。
一方で、マイルに交換して旅行に使うこともできます。
節約のためにしてもいいし、人生を楽しむためにしてもいい!

我が家は生活費に充てていました!
ただし、正直なところ、7,000万円を作るうえでポイ活が最大の要因だったとは思っていません。
あくまで、家計を整えるためのプラスαです。
断捨離して、不要なものをメルカリで売った
以前は、
「いつか使うかもしれない」「もったいない」
という気持ちから、物をなかなか捨てられませんでした。
でも、家計簿をつけてお金と向き合うようになると、
「これって本当に必要だった?」
と考えることが増えました。
すると、物を買うときも「本当に欲しいものなのか?」と考えるように。

不思議なことに自然と浪費癖が無くなっていきました。
そして、不要になったものは、できるだけメルカリで売るようにしました。
もちろん、写真を撮ったり、出品したり、梱包したりする手間はあります。
でも、リサイクルショップで売るのとは利益が雲泥の差。
リサイクルショップでは50円と言われたものが、メルカリで3,000円で売れたこともあります。
不要なものを手放すことで、
- お金になる
- 家が片付く
- 探し物が減る
- 物を買うときに慎重になる
というメリットがありました。

家が片付くと、心も整います。
「節約のために物を捨てる」というより、
「必要なものだけを持つ暮らしに近づいた結果、自然とお金も貯まりやすくなった」
という感覚に近いです。
7,000万円を作るうえで、特に大きかった3つ
ここまでいろいろ紹介しましたが、
「結局、7,000万円になるまでに一番大きかったことは?」
と聞かれたら、私はこの3つを挙げます。
① 家計簿
まずは、自分たちのお金の流れを把握すること。
いくら収入があって、何にいくら使って、毎月いくら残っているのか。
これが分からなければ、資産形成のスタート地点にも立てません。
家計簿をつけたことで、無意識の支出に気づき、使うお金をコントロールできるようになりました。
② 投資
次に投資。
貯金だけではなく、余剰資金を投資に回し、長い期間続けてきたこと。
もちろん、投資にはリスクがつきものです。
でも、この低金利・インフレ時代の今は、現金で持っていることがお金の価値を下げています。
長期運用でリスクを低減させることで、上手に投資と付き合うことが大切だと感じています。
③ 生活水準を上げなかったこと
そして、個人的にはこれもかなり大きかったと思います。
収入が増えたら、その分だけ生活費を増やす。
これをしなかった。
2021年から「1ヶ月定額生活」を続けてきたことで、収入が増えた分を貯金や投資に回すことができました。
もちろん、ずっと我慢しているわけではありません。
旅行にも行きますし、家や食事、子どもたちのためにもお金を使います。
大切なのは、
「何でも我慢する」ことではなく、「自分たちが大切にしたいことにお金を使う」
こと。
そのために、どうでもいい支出を増やさない。
これが私たちの資産形成の基本でした。
7,000万円を貯めても、まだ「お金の使い方」を考えている
ここまで読むと、
7,000万円貯まったなら、もうお金の悩みはないんじゃない?
と思うかもしれません。
でも、実はそうでもありません。
資産が増えてくると、
「もっと貯めなきゃ」という気持ちと、
「そろそろ、お金を使ってもいいんじゃない?」
という気持ちの両方が出てきました。
これまで私は「貯めること」をかなり意識してきました。
でも今は、
「お金を貯める」から「お金をどう使うか」へ。
少しずつステージが変わってきたように感じています。
それは、
家計管理は「資産額を増やす」ことではなく、「家計を整えて、自分の大切なものにお金を使う」こと
だと気付いたからです。
ただ、長年染みついた「お金を使うことへの罪悪感」は、そう簡単にはなくなりません。笑
これからは、
「いくら貯めたか」ではなく、「そのお金でどんな時間を過ごしたいのか」
ということを、ゆっくり考えていきたいです。
まとめ|7,000万円は「特別なこと」ではなく、積み重ねの結果
私たちが30代で7,000万円になるまでにやってきたことをまとめると、
- 家計簿を始めて、お金の流れを見える化した
- 夫婦共通財布にして、家計を1つにした
- 「1ヶ月定額生活」で生活水準を上げなかった
- 特別費を準備して、家計を赤字にしないようにした
- 固定費を見直して、毎月の支出を下げた
- 投資を早く始めて、毎月の積立を続けた
- ポイ活・メルカリなどで、小さな支出も整えた

こうして並べると、特別なことはほとんどありません!
私たちが7,000万円を達成できた一番の理由は、
「家計を整え、使うお金をコントロールし、余ったお金を投資に回す」
ということを、何年も続けてきたからだと思います。
そして、これからは「もっと貯める」だけではなく、
大切なことにはちゃんとお金を使う。
そんな資産との付き合い方も考えていきたいと思っています。
「お金を貯めること」は、我慢することが目的ではありません。
自分たちが本当に大切にしたいものにお金を使い、人生の選択肢を増やす。
そのために、これからも家計を整えていきたいと思います


コメント